DATE: 2008年09月26日 09:00

GUNNERレポーターにボディアーマー支給か?

GUNNERレポーターにボディアーマー支給か?
今回のGUNNERvol10の巻頭を飾るHRCC(High Risk Civilian Contractor)は、タクティカルレスポンスで行われたPMCオペレーター向けの特別教習です。中東の紛争地で、コンボイが襲われるというよくある戦闘状況を再現したもので、その戦闘状況から負傷者を伴っての離脱を教習するものです。
このケースでのPMCの任務はパッケージの保護で、反撃撃滅ではありません。つまり応戦しながらも、最小の被害で襲撃現場から離脱することが使命となります。
5日間の演習で各自3000発、チーム全体では実に5万発を越える実弾を消費する演習で、演習地は危険なほど実弾が飛び交うことになります。
これは互いにスキルに裏付けされた信頼関係がなければできることではありません。そして本編動画を注意深く観察すれば、このPMCオペレーターに女性が交じっていることに気が付くでしょう。推測ですが軍務を経てPMCオペレーターになった女性と思われます。
彼らの大半がこの教習の後、中東紛争地での任務に赴くことになる訳です(そのための教習ですから)。無事帰還することを願ってやみません。
そしてこの取材の後懸案として浮上したのが、レポーターのボディアーマーです。演習とはいえ、銃口の前に立つことが多く、まさに命懸けの取材となっております。ライフル弾を受け止められるハードプレートを内蔵したプレートキャリアーが必要では?ということで、予算と睨めっこしながら、その購入を検討しています。
この命懸けの取材の成果が、今号の巻頭を飾るHRCCなのです。
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Comments(1) │カテゴリ: 海外情報

この記事へのコメント
HRCCの現場は前後左右をブンブンとライフル弾が飛び交っておりました。
銃口より前に人がいるときは撃たないってのは、フツーの射撃場だと絶対原則のルールなのですが、場所が変われば、人撃つ練習してるんですから銃口方向に人がいるのは当たり前なんですね・・・
しかも、VOL10のHRCC記事を見ていただくとわかるのですが、射撃方向は一方、一定ではなく、2方向、時に3方向だったりします。まあそりゃ、実戦で敵が決まった方向から攻撃してきてくれるわけないので当然なんですが、これで現場の危険度は数倍です。
そんな訳で、先のエントリーにも書いたのですが、撮影の前にチーム全体の動きを把握しなければならないわけです。特に上の写真にもあるように、カメラのモニターに目線が集中してしまうので、撮影時は特に危ないわけで。
そんな感じで是非、レベル3Aのソフトアーマーとレベル4のライフルプレートが欲しいなーなんて思うわけです。
でもね、カメラ回していると、参加者よりも走る距離多いんですよ。だって、良いアングルに先回りして待って、追い越してまた撮ってですから。
タダでさえ大変なのに、プレート背負ったらそれだけで死んじゃったりして!!
Posted by GUNNER編集部GUNNER編集部 at 2008年09月26日 09:51
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