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DATE: 2009年01月14日 00:20

AKトレーニング


AKトレーニングと題されたトレーニングがベルギーで始まるとのことで取材に出かけたわけです。フランス、パリから櫻井です。
このトレーニングはAKという銃の操作になれるということ。それをただ撃って慣れるだけでなく少人数でのフォーメーションを学びながらCQBのテクニックに応用していこうというもの。参加者は軍、憲兵、警察特殊部隊とローエンフォースメントの経験者達。ここで学んだことを各部署に戻ってさらに教えていくというわけだ。

さて、映像を見てもらった読者はご存じのようにこのAK、あまり調子がよくない。その原因はこのトレーニングが始めてと言ったようにこのトレーニング用に納入されたシムニションのAKに問題あり。一丁はすでに使い込んであるためトラブルはない。
ご覧の通りアッパーレシーバー、ボルトにブルーの塗装がされている。これが厚すぎて干渉してしまうようだ。200発ほど撃つと良いらしい。ここでトレーなを補佐するサイモン君。彼の練習用のSIG226も初めてそのスライドを装着した時はテレビを見ながらスライドをかちゃかちゃ動かして慣らしをしたそうだ。この慣らしをすませてしまえば快適にもちろん作動する。

使用している弾薬はシムニションのCQTという硬質ゴムの弾頭だ。ただこれがこの距離だとかなり跳弾する。この跳弾下弾が結構トレーニング中に鼻の穴にはいるというハプニングが何度かあり緊張感がそがれてしまった。
とは言え怪我をするようなこともなくトレーニングできるという意味では有効な手段な訳だ。
また、映像からわかるように学校の教室、ちょっとした会議室くらいのスペースでかなり内容の濃いトレーニングが出来ることがおわかりいただけると思う。限られた時間内で凝縮させたためフォーメンションや、実際の動きなどすべてをお見せできないのが残念だ。

MINIMIにも登場するこのトレーナー、ジョン。初めてあった時に私がちょっとだけ写っちゃったGUNNER DVD Vol.02を思えてくれていてGUNNERのファンだと言ってくれた。このジョンは映像から見てもわかるようにプロである。現在は軍、警察関係にトレーニングを施している。今後も彼の持つそのテクニックをGUNNERで紹介していければと思う。

まずは今回のVol.11をぜひご覧いただきたい!!  


Comments(2) │カテゴリ: 海外情報

DATE: 2009年01月11日 10:06

Securipol

ベルギーのFN社のお膝元で開催されたセキュリティーショー「SECURIPOL」の第一回では、ベルギーの警察系対テロ部隊PABがデモンストレーションを披露します。PABはP90の扱いに最も長けた部隊です。しかし、この日のデモンストレーションでは、あまりP90は見かけませんでした。



隊員たちが手にするのは、FN社のブローニング・ハイパワー。70年以上前にリリースされた古典的とも言える銃ですが、ご存知の通り傑作銃の誉れ高く、ご覧の通り今でも愛用されています。



一方カメラが捉えたのがB&T社のMP9です。もともとSTEYR社が開発したTMPのライセンスをB&T社が買い取り、改良して世に送り出した9mmのSMGです。数ある9mmSMGの中でも評判の高い製品です。

B&T社と言えば、89式自動小銃のレールマウントを製造販売しています。ご存知でした?

http://www.brugger-thomet.ch/en/manufacturing/mountingsystems/opticalmounts.php?pid=575

  


DATE: 2009年01月10日 19:44

MINIMI CQB

ヨーロッパ支局の櫻井さんのレポートでお送りするのは、MINIMIの最新版です。パラトルーパータイプと酷似していますが、AR(M16/M4)のマガジンが使える点が異なります。撮影の際、登場したベルギー軍特殊部隊員は当初迷彩服を着て登場しましたが、FN社がそれは困ると言うことで、5.11の上下に着替えての紹介です。



このデモンストレーションの現場にはベルギー警察の方々もいらっしゃっておりました。FN社は対テロ用として警察にもプレゼンテーションを行った訳です。日本のSATが導入してくれたら、感涙モノです。

女性警官の方が構えて撃つシーンもありましたが、さすがに重そうでした。ただ、その重さ故にかなり安定した射撃ができるというメリットもあったようです。しかし構える腕は終始プルプルしてました...。



この取材、けっこう長引きまして、日帰り取材で来ていた櫻井さんの終電がギリギリになってしまったそうです。それを案じたベルギー警察が、赤色灯を点してパトカーで駅まで送ってくれたとか...。ギリギリ終電に間に合ったそうです。

恐れ入りましたベルギー警察さま!  


Comments(1) │カテゴリ: 海外情報

DATE: 2009年01月09日 16:05

TR/HRCC-II


本日発売となりましたGUNNER11です。もうご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

Tactical ResponseのHigh Risk Civilian Contractor IIは、前号HRCCの続編です。前回はどやされっぱなしだった連中が、見違えるほどの連繋を取りながら撤退する様子にほぉ〜と思うはず。AKで弾をまき散らしながら、交互に負傷者を引きずって後退。さらにスモークグレネードを用いて安全を確保します。



頓挫した車両は、事前の指示通り、暗号無線機が敵の手に堕ちるのを防ぐために、破壊します。確かに暗号無線機が敵の手に堕ちると厄介なことになります。

負傷者を引きずるためのタンカのような布、あれはミリタリー用品ではなく、消防が使う簡易型のタンカだそうです。

またマガジンに蛍光オレンジやレッドを施しているのは、訓練の際投げ捨てたマガジンをあとで回収するためでしょう。



そ〜いえば、巻頭のESIをご覧になってむごたらしい傷と血に一瞬ぎょっとしたはず。もうお分かりでしょうが、特殊メイクです。LMSにも登場したCATチームが救出し、肩に担いで搬送する際、パンツのポケットに仕込んだ無線弾着を炸裂させ血のりを飛び散らす辺りは、リアルさの追求もあるでしょうが、どうも趣味的な展開のような感じも...。とは言っても、やはりリアルになるほど訓練の役に立っているのでしょう。
  


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DATE: 2009年01月08日 22:40

ESI Special Operation

GUNNER11号の巻頭を飾るのが、ESIです。「気」とツバメをモチーフにしたマークを使うぐらいの日本びいき。忠臣蔵の話になるともう止まりません(笑) PMC関連の取材で会う方々は、かなりの割合で日本、それも武士のファンが多いです。トリガータイムでは宮本武蔵のイレズミをいれていたトレーナーも発見しました。
ESIはCIA系のオーナーが運営を行うスクールで情報収集などにかなり重点を置いた講習を行っています。実際つい最近までアフガンの最前線に入り込んでいた戦場カメラマンの方に話を聞いたところ、CIAの要員は石を投げれば当たるぐらい前線に多く出ているとのこと。前線では米軍兵士やPMCに混じりCIAも情報収集に活躍しているそうです。つまりESIのカリキュラムはかなり現実的な物だと言えるでしょう。

このESIのクリップに登場する銃はほとんどM4系ライフルです。Tactical ResponseのAKに偏った構成とは異なるのが興味深いところ。中にはM16のショートカービンを使う人もいます。そしてほとんどの人がオープンサイトです。Eotechを使う人もいましたが、後半は電池が切れたのか外してオープンサイトで射撃していました。

M4はアクセサリーが豊富なだけに、思い思いに改造している人が多いですね。どこのハンドレールかわかりませんが、軽量化を徹底して行い、捻ればクニャリと曲がるのでは?と心配になるぐらいスカスカなハンドレールを使う方もいます。

また車内での取り回しを考えてか、バレルをショート化しNOVESKEのハイダーとMAGPULLのストックを装着したM4も発見。かなりマニアックです。


  


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DATE: 2009年01月07日 22:44

GUNNER11


 毎回ヒィヒィ言いながら編集作業を進めるGUNNERですが、いよいよ発売です。

前号とテーマは被りますが、紛争地に於けるPMCの警護の中でも、とりわけ多いのが車両警護です。今号でもそこに焦点をおきました。

警護対象を守ると言う中でも、一番難しくかつ襲撃されやすいのが、この移動の最中です。巻頭で紹介するESIは、かつてご紹介したことのあるPMCスクールですが、今回はより高度な内容を披露してくれました。
車両が襲撃された際の対応からVIPを退避させた後現場に残されたオペレーターの救出を行うCAT(カウンターアサルトチーム)チームまで、弾着ギミックを交えてお見せします。

 続くTactical Response社の後編では、車両を襲撃された際の退避訓練の総仕上げです。現場に残された暗号無線機を積んだ車両を破棄し、負傷者を伴いながらの撤退。前号に比較して、緊密なチームワークを見せていることに注目してください。スモークなどを巧みに使い行う撤退のシーンは、撮影したシンさん自身の周辺をまさに銃弾が飛び交う危険なもの。あれだけスモークを焚いて誤射もなく終わったのが不思議なくらいで、まさに戦場です。

そして本来10号でご紹介する予定だったMINIMI CQB。申し訳ございません。諸般の事情で翻訳が間に合いませんでした! でも銃器マニアなら映像で充分ご理解してもらえると思います(汗)据えて撃つのではなく、構えて撃つことを前提に作られたと言えおよそ10KgのMINIMI。これ屋内で使用したら壮絶な火力を発揮するでしょう。1トリガー100連発の威力をご覧下さい。

その他にも美味しいコンテンツ満載。GUNNER最新号の発売は9日です。
  


DATE: 2009年01月06日 22:51

英海軍コマンド


編集に謀殺されました暮れから一転、のんびりの新年です。
GUNNERマガジンのライターの櫻井さんからの新年メールを見て仰天しました。森に散開するイギリス海軍コマンドーの隊員たち。周囲の安全を確認するとPCを持った隊員がカメラの前に走りよってきます。そして広げて見せたモニターには.....
「Happy New Year 2009 Tomonari Sakurai」の文字が! お〜い英軍撮ったの? すげぇ! なにこのコマンドーのサービスは!!いつからVIP待遇!? 羨ましい!と思ったのですが、実は秘密がありましたw さっそくGUNNER編集部もイギリス海軍に依頼して取らせていただきました。その映像!

URLリンクで公開します(笑)

http://www.getthemessage.net/index.php?id=MzYzNTcz

ご覧になって充分驚いてくださいw 驚いていただいたら先に進むっとw もうご存知の方もいるかもしれませんが、これは英海軍が行っているサービスの一環です。

まずは
http://www.getthemessage.net/
に行きSTEPに沿って5つの動画(潜水艦/駆逐艦/戦闘機/河川/森)の動画から好みの物をチョイス、多分ほとんどの人が森を選ぶでしょうw あとは流れに沿って文字を入れて行くだけ。英文の文字しか打ち込めませんが、インパクト充分のメールが出来上がります。知らない人は絶対驚くはず。
ちなみに編集部で試したところ、末尾がjpのアドレスには送れませんでした。国識別のプロテクトがかかっているのかもしれません。(モバイルへの送信はUK国内のみ)

しかし英海軍は粋なサービスをしますね。脱帽です。
英海軍に依頼して友人を脅かせた方、是非コメントくださいw