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DATE: 2008年06月29日 13:36

「CQBマニュアル、ここだけの話」補足

レポーターのSHINです。

先のエントリー「CQBマニュアル、ここだけの話」の中で平田編集長が書いちゃったので補足します。

絶賛発売中の「LMS defense CQB basic Manual/LMSディフェンスCQBベイシックマニュアル」http://www.gunnermagazine.jp/main.htmlで、ライフルハンドリングのインストラクターを務めてくれたジェレミーミラー氏。

先月、トムギボンズ(http://www.rangemaster.com/)の行ったハンドガントレーニングで久しぶりに会いました。どうやら、昨年の撮影の後、しばらく阿附画煮酢他◎に車の運転手をしに行っていたそうです。3ヶ月海外で1ヶ月国内の生活との事。撮影の時とは任務が変わったので髪をスッキリしていました。

ピストル部分のインストラクターをしてくれたアーニーベックウィズ氏。
ノースカロライナにある某PMCの車両訓練サーキットの設計と訓練のコンサルティングを行い、車両運転トレーニングを得意とするインストラクターの一人。ハンドガンも得意です。ラスベガスでの撮影のとき、自分もアーニーもグロックだったのでグロックで遊んでみたときの動画。ダウンジャケットが自分です。


LMS社、トレーニングディレクターのジョン・チャッピー・チャップマン。

今月から砂漠方面に出張です。6ヶ月勤務・1ヶ月オフ。どっからかHK416を手に入れてました。米国からの銃器の持ち出しは簡単だけど、もって帰ってくるのが大変なので、ほとんどの場合アッパーレシーバーのみもって行き、現地で用意されたローアーにつけて使うのだそうです。

このように、LMS社には教えるだけのインストラクターはいません。それぞれが現役であり、彼らが経験と失敗を重ねて得た情報を伝える場としてのトレーニングセッションを提供しています。
http://www.lmsdefense.com/  


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DATE: 2008年06月25日 11:50

PMCvsサバゲーマー

取材の折、しばしば実銃の発砲を勧められます。一度だけ断りましたが、「Why not?」と不思議がられます。ビデオ回すのに忙しい時で、あれはレミントンでショットガンを撮るのにあたふたしていた時です。第一号の取材の折で、とにかくビデオを回さなくちゃと無我夢中でした(本当はショートなショットガンにびびっていたんですが...)。第一オープンサイトもないショットガンにスラグ詰めて200m先のターゲットに当てる人たちの中じゃ〜ね〜。

しかしそれ以降は余裕もできて、勧められたら当然喜んで撃つようになりました(笑) FALやG3などの7.62mmのフルを撃たせていただくと、銃口はどんどん上がって3発目はだいたい空に向かって撃っておりますが~(かなりヤバイ) まあ、初めて撃てばだれでもそうなります。ハハハッ!

GUNNERをご覧になっている方は、どの取材がすぐに判るでしょうが、某取材先でAKによるムービングターゲットに挑戦する機会を得ました。本物のPMCの方に混ざって、撃たせていただくなんて緊張しまくり。しかもアイアンサイト。この瞬間思ったのは、せめてMGCのエースポイントでもあればというムチャな願望。AK自体もそれほど撃った事がある訳でもなし。とりあえず実銃を扱う上での作法だけには極力注意しました。プロの方々は、なにげにマズルコントロール完璧にこなしております。実銃を扱う上で最低限のマナーですね。というか、人に銃口を向けるということは、撃たれても言い訳できない状況なわけです。まあ、撃たれて死んだら言い訳できないのですが。

ということで、PMC vs オヤジサバゲーマーのムービングターゲット対決となったわけです。このオヤジ、凡庸なサバゲーマーで、決して射撃がうまい部類にはいるわけじゃありません。23年のサバゲー歴を誇る程度で、50歳を超えてフラッグアタックした折には、ひ~ひ~ふ~ふ~言っている始末。とにかく、フツ~のサバゲーマーと思ってください。しかし結果はご覧の通り。
射撃しているおり、後ろから聞こえたのは、
「奴はトルーパーなのか?」
「いや、サバゲーマーだ!」
サバゲーマー、強いっす(笑)
しかし、帰ってきてから、皆に言われたのは、
「取材先だというのにKY(空気読めない人)ですね....」
ごもっとも。
〜平田〜


  


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DATE: 2008年06月24日 21:00

AK SOPMOD どっちにしようかなあ



外~は~雨、雨、あめ~。
実は先週の土曜日は、
ワタクシことヤマダがMCとして『ヴィレッジ1』でやっている定例ゲームの日でした。
しかし、あいにくの天気で中止になってしまいました。
そして翌日曜日は、猛烈に雨です。
で、しばらく放ったらかしにしていたAKを弄ることに。
ついでにご愛敬で、上のような写真を撮っておきました。
もちろん、左は本物。
『GUNNER』Vol.5で紹介した『Trigger Time』での
BHI(ブラック・ハーツ・インターナショナル)社のSOPMOD AKです。
右の写真はワタクシの「SOPMOD AK」もどき。
以前はTDIのレールにG&Pのフレームだったんですが、
今回、INOKATSUのフレームに換装してみました。
メカBOXの微調整もあったので、今回も千葉県君津の『太陽模型』さんに、
大変お世話になりました。
(ワタクシ、メカ音痴でして、自慢じゃないですが未だにメカボ弄れませぬ)


で、問題は、マズルの選択です。
INOKATSUのAK104のフロントサイトとコンペンセーターをひとまず取り付けたのですが、
個人的には74についてるコンペンセーターの方が好きで、
あとで付け替えようと思っていたら、大変なことに。
実は、平田編集長もINOKATSUのフロントサイトセットを購入したんですが、
東京マルイさんのAK74MNのコンペンセーターに入れ替えることができたんですが、
なんと、ワタクシのはどうにも入っていきません。
原因はフロントサイト側のねじ山の形状でした。
ワタクシのは、ねじ山が平べったく潰れているではありませんか。
鋳物製なのか、生産過程で個体差が生じるようです。
そこで、換装前の『太陽模型』のT氏が手作りで制作してくれたフロントサイトの復活です。

 【★上がINOKATSUのAK104のフロントサイトセット
★下が『太陽模型』さんで作ってもらったフロントサイト&PDI製AK74マズル】


さてさて、これからこのフロントに芋ねじのねじ穴をつけて、
アウターバレルに固定しなければなりません。
まあ、外は雨、雨、あめ~なので、
押入からボール盤を取り出して、チンタラ作業でも始めますか。
完成したら、平田編集長に見せに行かなくっちゃ。
そうそう、『GUNNER』とこのAK SOPMPDには、
そして編集長とワタクシの間には、ちょっとした裏話があります。
それについては、またの機会に。ではでは。
                                              
                                       ヤマダ  


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DATE: 2008年06月22日 22:54

レッグホルスター補足

6月19日の平田編集長の記事についての補足です。

昨年の春でしたか、編集長がトリガータイムの取材から帰ったおり、
お土産話として、SEALSの隊員が、
タクティカルライトにパラコードを使ってリングをつけてることや
レッグホルスターは使わないことなどを教えてもらいました。
ミーハーなワタクシとしては、マネない手はありません。
イーグルだのサファリだののレッグホルスターは押入の中。
シュアファイアーを入れたピストルマグポーチからは、
チラリとリングをのぞかせ、悦に入っておりました。

さてその後、『GUNNER vol.8』や『CQBマニュアル』の制作過程で、
『LMS』の取材写真を見ていると、
サイドアームの携帯手段として、
受講生はともかくとして、インストラクターたちに一定の特徴があることに、
私たちは注目しました。
やはりベルトホルスターを使用しているのが多々見受けられますが、
レッグホルスターを使っているインストラクターもいます。
下の写真は、『CQBベーシックマニュアル』でも掲載した写真ですが、
彼らのレッグホルスターに注意してみてください。


たいていのレッグホルスターには、ホルスター本体のブラつきを防ぐため、
太股にホールドするベルトが2本ついているんですが、
彼らは上の一本を取り外して使用しています。
またホルスター本体の位置が高くなっていて、
ベルトホルスターに近い位置にセッティングされています。

彼らの多くはインストラクターであるとともに、現役のPMCオペレーターでもあります。
私たちの推測では、彼らPMCオペレーターの場合、
先のSEALsのように長距離を徒歩で隠密裏に移動したり、遠泳したりとかありません。
車両での移動がほとんどです。
その乗り降りの頻度や、
乗車中の緊急時、サイドアームの取り出しやすさなどを考慮して、
このようなアレンジをしていると思われます。

もちろんミーハーなワタクシとしては、さっそくパクついたのはいうまでもありません。
残念ながらベルトを止めているネジが、いくら弛めても本体からはずれないので、
ベルト自体を切ることに…。
さすがにサファリのベルトを1本切ってしまうのには勇気がいりました。
ベルト一本、バッサリ、みなさんもどうっすか?

ヤマダ  


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DATE: 2008年06月22日 10:00

新型FA-MASと仏版フューチャーウォーリアーズプロジェクト

目下、精力的にvol10の取材が進行中です。手前味噌ですが、海外でも評判なのがGUNNERで、特にヨーロッパでは軍事関係者からも一目置かれる存在。取材先で「知ってる!」と言われる事もしばしば。知名度があがれば、取材のし易さはもちろんのこと、日本のメディアでは撮れないところまで入り込む事ができるのがメリット。櫻井さんも「あ〜、GUNNERにでてたでしょ、見たよ」といわれることが度々あるそうです(SIGの訪問記でその姿をチラリ)。

そのフランス支局の櫻井さんから第一報でとどいた記事をご紹介します。フランスで進められるフューチャー・ウォリアーズ・プロジェクトの一部がこの写真。新型のFA-MASにでかい光学機器が...。単なる暗視光学照準器にとどまらず、ネットワークによる戦場情報の表示とかの賢い機能が盛り沢山な雰囲気です。昨年公開された同計画のFA-MAS(確かGUNNERの何号かでちらりと映っていたような記憶が...)が急造的な雰囲気だったのに対し、かなり形が煮詰まった感じがあります。新型のFA-MASと共にvol10でその詳細をお伝えする事ができるでしょう。
〜平田〜
  


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DATE: 2008年06月22日 00:45

LMSディフェンスCQBベイシックマニュアル 好評発売中

レポーターのSHINです。

今回は、3月29日に発売された「LMS defense CQB basic Manual/LMSディフェンスCQBベイシックマニュアル」についてご紹介したいと思います。おかげ様で売り上げ絶好調、多くのポジティブなフィードバックをいただいております。このDVDはそのタイトルどおり、銃器を使用したCQB/近接戦闘についての基礎を学ぶための教本として作られています。

LMS Defense CQB basic manual ・ GUNNER特別編集
http://www.gunnermagazine.jp/main.html


LMS社より同社教材用としてのCQBマニュアルの作成を依頼されたのが昨年8月。
11月にLMS社の本拠地であるネバダ州で撮影を行い、完成したのが3月29日に発売となった今回のDVDです。
本作品はGUNNER本誌からのスピンアウト企画、タクティクールの1作目とし、LMS社の合意の下、こうして日本国内に限ってのリリースとなりました。

・LMS社について
LMS社は現役・米国連邦政府所属特殊部隊員である、ジョン・チャップマン氏が代表を務めるトレーニンググループです。
銃器の取扱方をおしえるベーシックコースには護身を目的とする民間人が多いですが、LMS社が得意とするのは軍・警察・警備関係者向けに行われる「ミッションパシフィック」つまり任務別に作り上げられたのトレーニングカリキュラムです。チャップマン氏はこれまで米国連邦政府機関のSWAT戦術及び危険物質移送に関する警備のインストラクター・専門家として活動しており、彼の経験をベースとした効率的かつ実用的な訓練方法が本DVDには凝縮されています。

・本DVDの目標
今回のDVDにおいては、GUNNER本誌におけるルポタージュ的な視点は控え、あくまでもマニュアルとして完成させました。ですから本DVDにおいては派手な射撃シーンやキャッチーなアクションは余り登場しません。しかし動画を使ったマニュアルとして、理解度は高まっていると思います。
題名にあるとおり、今回はベーシックなCQB戦術の内容となっています。これまで、GUNNER本誌や他誌において断片的に伝えられてきたテクニックを体系的に、理由付けと共に学べると思います。

・内容について
理解度を高め、また実際に練習教材として使いやすくする為に、実弾を使ったトレーニングドリルとUTM/シムニションを使ってのフォースオンフォースデモンストレーション、そして動きを簡略化したアニメーションを使っての確認を併用し、廊下と部屋からなる室内での戦闘時の動きを示しています。
本DVDは、派手さや読者受けを狙った映画や小説、GUNNER本誌を初めとする他誌で見られる「CQB戦術」とは異なります。ですから見方によっては地味でつまらないものかもしれません。しかし、今回のDVDは述べたとおり、実戦において血と命と交換に培われた経験を、効率的に次の戦士へと伝える為に作られた物です。

・撮影後記
実弾を使ったトレーニングドリルシーンでは、一般的なレンジを簡単な道具を使い室内に見立て、訓練を行える事を示しました。米国においても実弾が発砲可能なシュートハウスは珍しく、また、実弾を使ってのシュートハウストレーニングの前段階としてより安全に、低コストで行える実射ドリルとなるでしょう。

フォースオンフォースのシーンでは、シムニションより命中精度・安定性に優れたUTMを使用しました。発射されるペイントの初速はエアーソフトガンとは比較になりません。至近距離から耳・目・首に命中すれば致命傷になる可能性もあるシリアスな訓練機材です。敵役は2日間の撮影で200発以上、このシムニションによって撃たれました。また登場するフラッシュバンは訓練用ではなく実物です。筆者もカメラを回しながら複数回、シムニションの流れ弾に当たり、5回フラッシュバンを食らいました。
それだけにエアーソフトガンやブランクには無い迫力と説得力のあるシーンが完成したかと思います。
またアニメーションでは映像では理解しにくい、各人の動きを真上から見ることで確認できると思います。

実は本DVDで最も重要な部分は、冒頭に登場するCQBの心構えなのです。戦いに臨む戦士としてのマインドセット。これは道具やテクニックよりも重要な事柄なのです。

・ベーシックの次は?
LMS社によるマニュアル第一弾となった本DVDですが、次号の内容について慎重な意見交換をLMS社と行っています。今回のベーシックマニュアルでは、1名・2名における廊下・部屋においての動きをお見せしましたが、すべて基礎的な動き・知識でしかないのです。
実戦では部屋にはドアがあり、敵は1名ではなく、味方や自身が撃たれ、作戦プラン通りには絶対に進まないのです。これら直面する問題や事態、そしてコントロール不可能な混乱に対応する為の訓練が今後続きますがそれらをどれだけ公開して良いのか、慎重な判断の上、次号作に続けたいと思っています。

今回は特別に、番外編として敵役を元気良くやってくれたアシスタントの達観君に登場してもらいましょう。



LMS Defense CQB basic manual ・ GUNNER特別編集をご購入いただいた方、またご興味を持って頂き、大変ありがとうございます。  


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DATE: 2008年06月21日 21:00

ベトコンもやりますぅ

今回は、去る6月15日、おなじみ千葉県の『ヴィレッジ1』で行われた
「プラトーン」というナム戦ゲームのPHOTOレポートです。
『パトス・プロジェクト』と『MAT』の共同企画として開催されました。

この日のワタクシは、主催者のmc MIYAMOTO氏の「命令」で、
なんとベトコンをやることに。 【★最上段左の写真】
AK用のチェストリグは持ってるけど、
「黒パジャマ」なんて持ってないよ~と、ダダをこねたところ、
これを着ろと、なにやら「黒パジャマもどき」な衣装を渡されました。
なんで、細部へのツッコミはご勘弁を。
でも、いつになく身軽な装備で、
チームメイトの乙ちゃんと、フィールドを走り回ってきましたゼイ。
まあ、走り回ったということと、戦績が良かったということは、まったく別な話ですが…。
しかし、今回のナム戦「プラトーン」は、リアルロード・ルールにて催されたんですが、
ワタクシの感想では、そんなにガツガツヒットをとりに行くって感じでもなく、
程良い緊張感とッメーリカンなノリの、楽しい一日でした。
って、メーリカンなノリってどんなんですかぁ、と訊かれると、またまた困ってしまうんですが。

で、今回は当時の写真の雰囲気を出すため、
画像を加工してみました。
あまりうまくいかなかったんですが、
参加者のみなさんをはじめ、見た方に楽しんでもらえれば幸いです。

 ※2008.6.15撮影
【★最上段中央左/今回の米軍側は、装備の設定として特殊部隊抜きの一般歩兵のみということで、全参加者35名、ジャングルファティーグでキメてます】
【★最上段中央右/解放戦線側の参加者は25名。先にフィールドに潜入しちゃった人もいるので一部の兵士諸君デス】
【★最上段右/向かって右側が『パトス・プロジェクト』のmc MIYAMOTO氏】
【★2段目左/なんと、『S.A.Tマガジン』でもおなじみの、なかどくにひこ先生作のヴィレッジ1・フィールド・イラストマップ】
【★4段目左/「軍事支援物資」(アイスクリームの差し入れ)に群がるソルジャーたち】
【★4段目右/ヴィレッジ1の森は深い…。たまに迷ってしまう人もいる…???】
【★下段左&中央/最終ゲーム終了。セーフティエリアに戻ってくる両軍兵士諸君、お腹いっぱい遊べましたぁ?】
【★下段右/ヴィレッジ1の通称“トーチカ”付近の図。他にも塹壕やらトンネルやらもあります】

ところでナム戦といえば、今年も本栖湖で大イベントがありますねぇ。
サムズミリタリ屋さん主催の『MVG2008』。
もちろんワタクシも行きます。
今回も101空挺のLRRPでいきたいと思ってます。
昨年行動を共にした新潟の101空挺部隊のみなさんと再会できたら嬉しいなあ。
また今回は『GUNNER』でも協賛として、プレゼントを提供させていただく予定ですので、
よろしくお願いします。  


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DATE: 2008年06月21日 18:43

CQBマニュアル、ここだけの話

LMSの全面協力を得て制作したCQBマニュアルですが、裏話が...。

じつは本編に登場するキャストのうち二人がBW社のオペレーターとインストラクターでした。もちろん、誰がそうかは秘密。LMS監修と言う事でブラックウォーターの名はでませんし、本人らもあまり口外したがらない雰囲気。さて誰がそうなのかご想像にお任せとなるのですが....。LMSの主催者、本編でも登場するチャッピーさんは現在中東某国へ出張中。◎◎◎行きに際して彼が選んだ相棒はHK416Dだそうです。重くて高いですが、信頼性抜群。どうぞご無事に戻られますように。

※写真の中に該当する人物がいるとは限りません。


平田  


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DATE: 2008年06月21日 01:37

GUNNER VOL9 BIG SHOT / ビックショット

レポーターのSHINです。

今回は、発売中のDVD MAGAZINE GUNNER VOL.9のコンテンツの中から、GUNNERでは珍しい日本ロケとなった、日本の映画・テレビ界に銃器小道具や弾着、コンサルティングなどを行うプロップガンワークショップ「ビックショット」http://www.bigshot-sfx.com/について紹介したいと思います。

ビックショット社は、北野武監督、押井守監督を代表に、Vシネマを含め多くの代表的な日本映画作品に最高品質のプロップガンと弾着技術を提供してきた技術集団です。
GUNNER VOL9では、横浜にあるビックショット社を訪れ、各種プロップガンの紹介、撮影現場での活動、そしてCGを使ったマズルフラッシュの修正作業を紹介します。
日本国内では、外国のように実銃を空包化したプロップガンの使用はもちろん出来ません。その為、市販や、完全にオリジナルで作り出したモデルガンをベースに、キャップ火薬や、通電によって発火する電着、可燃性ガス等を使用してマズルフラッシュの表現を行います。さらに、スライドの作動や、ボルトの作動、そして飛び散る薬莢を表現するための仕組みを考えなければなりません。今回は、火薬、電着、ガスそれぞれの異なる機構を持つプロップガン、そしてオリジナリティあふれるボルト作動&排莢システムの取材が行えました。

このような日本独自のプロップガン技術は、海外でも「ノンガン」として、実銃をベースとしたプロップガンが使用できないロケーション(空港や病院、政府施設)、俳優の契約(実銃が現場にあることで保険料が増大する)といった問題に対応できるとして注目されています。

筆者自身、過去に映画「ホワイトアウト(2000年)」で使用されたAK47Sプロップガン(電着発火/電動ボルト作動&排莢)の製作を行い、後に、東京マルイ電動MP5をコンバートとした排莢システムの製作(先のAK47Sのシステムをベースとし、量産性を向上させたタイプ。「リターナー(2002年)」を始め多くの作品にて使われる)他にも多数のプロップガンを製作し、ビックショット社に納品してきました。
日本国内の一部には、モデルガンを改造し実銃により近い材質と構造を持たせ、大量の火薬を使い大きな音と火を出す事を「プロップガン加工」を呼ぶ風習があるようです。これら危険性が高く、違法の疑いさえあるような行為が「プロップガン」と呼ばれていることに自分は疑問を持っています。今回のコンテンツを通じて、実際のプロップガンとは安全性と確実性が最優先され、その為のアイデアが詰め込まれた「映画の小道具」であるということをお伝えできればと思っています。

納富さんとの写真が無かったので、プロダクションIGに納富さん・平田編集長と遊びに行ったときの写真を載せます。
  


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DATE: 2008年06月20日 16:01

GUNNER VOL9  ファイアーアームズ&トレーニング

レポーターのSHINです。

発売中のDVD MAGAZINE GUNNER VOL.9のコンテンツの中から、ハンドガンの取り扱いについてステップバイステップで学ぶ連載企画「ファイアーアームズ&トレーニング」についてご紹介したいと思います。


インストラクターのリック・モレロ氏は、ラスベガス郊外にある射撃トレーニングスクール「フロントサイト」http://www.frontsight.com/にてハンドガン・サブマシンガンインストラクターを務めています。自分も数年前に同校で4日間のディフェンシブハンドガンクラスを受講し、その模様をアームズマガジン誌にてご紹介したのでご存知の方も多いかと思います。全米最大の射撃訓練校であり、その卒業生の数は、フロントサイト以外のシューティングスクールすべてを合わせた数よりも多いのです。モレロ氏は、40名のクラスを年間30回以上教えています。一般的である4日間のハンドガンクラスで、参加者は米国の法執行関係者を越える射撃技術を身につけて卒業します。それだけにクラスの内容、教育法、施設は効率良く考え抜かれており、それは科学といっても良いレベルにまで発展しています。
同時に、モレロ氏はファイアーアームズトレーニング&コンサルティング会社であるタクティカルオプスネバダ社http://tactical-opsnevada.com/index.htmlの代表としても活躍しており、米海兵隊、米外務省要人警護チーム、米麻薬取締り局などを含める多くの法執行機関、ヨルダン大統領警備チームなど諸外国の法執行及び警備チームに専門的な銃器トレーニングを提供しています。

今回で3回目となる「ファイアーアームズ&トレーニング」では、第一回・弾の装填方法、第二回・ホルスターからのドローに引き続き、グリップ・スタンス・レディーポジションと着弾の状態から自分の癖、そしてその矯正方を見出す方法を紹介します。これらのインストラクションの順序、そして内容はフロントサイトで数万人の生徒を教える事で培われたノウハウをベースに、モレロ氏自身の経験をミックスする形で生まれた効果的なトレーニングカリキュラムなのです。
ハンドガンの取り扱い、射撃法について、ここまで細かく、そして証明された方法でインストラクションを行ったHOW TO動画はこれまで無かったと自負しています。自分自身が4日間で授業料2,000ドルと旅費、弾代、そして時間を掛け、フロントサイトで受けたトレーニングをテレビの前で、ピストル射撃の技術を磨きたいと思う読者が、手軽に経験できるようにする事を年頭において作っている連載です。是非、モデルガンとホルスターを手に、これまでの連載を参考にモニターの前で実際にやってみて頂きたいと思います。  


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DATE: 2008年06月19日 23:00

タクトレ

みなさん、ご無沙汰です。
今回は、去る6月8日に行われた、『GRANZ』さんというチームの
タクティカルトレーニングに参加したときの報告です。
相変わらずアップが遅くて申し訳ありません。
言い訳はいろいろあるのですが、
男らしく、ただただゴメンナサイです。

で、この『GRANZ』と言うチーム、
『GUNNER』でもおなじみのSHINさんも若かりし頃
(今でも若いよっ、と本人からツッコミ入りそうですが)
所属していたことのあるチームで、
ワタクシ、ヤマダは、昨年12月にお知り合いとなりました。
きっかけは、SHINさんをインストラクターに招いて、
エアガンを使ったタクティカル・トレーニングを
昨年12月に実験的にやったのですが、
『GRANZ』のメンバーにも協力していただいて、大挙参加していただきました。
その後『GRANZ』さんの活動にお誘いを受け、
今年2月から参加、3ヶ月間の試用期間を経て、
現在は、めでたく、こんなワタクシでも正隊員となった次第です。
【★ちなみに最上段左から3つ目の写真がワタクシでござる】

『GRANZ』では、毎月第2日曜を定例会として、
主に神奈川県内の廃工場スタジオや室内フィールドを借りて、
CQBトレーニングを行っています。下の写真は、その模様を撮影したものです。
また、第4日曜は、主にアウトのフィールドに参加して、
日頃の成果をチェックしています。

さて、定例会でのトレーニングメニューですが、
まずはミーティング。その日の訓練メニューと各訓練の留意点などが、
代表のD隊長から説明されます。 【★最上段左から2個目の写真】
やはり、毎回強調されるのは「安全」について。
あとで紹介するようにラペリングなども行うので、
各自の体調・体力も含め、無理をせず安全を心がけて訓練を進めていきます。
ミーティングのあと、午前中は射撃の基礎練習・応用練習・ラペリング訓練と行い、
お昼の休憩となります。
そして午後はルームエントリーなどをはじめ、実戦的な練習を重ねていきます。

※撮影2008.6.8

射撃の基礎訓練は、スタンディング・ミドルポジション・ローポジションなどの各射撃姿勢で、
数メートルの距離におかれたターゲットに向かって、射撃を繰り返します。 【★2段目左の写真】
これがけっこうキツイ。
ポジションの変更はもちろん、ストロングハンドからウィークハンドへのスイッチ、
サイドアームへのトランジィッションなど、次々に飛ぶ指示に従って、
指定された部位へ、指示された弾数を撃ち込んでいくんですが、
もう汗だくだく。
しかも『GRANZ』では、実銃のマガジンと同じ弾数しか装填しないので、
マグチェンジも頻繁に行わなければなりません。
マグチェンジしたら、コッキングレバーやボルトリリースの動作もしなければならないので、
見てるのとやるのとでは大変な違いです。
ワタクシは、未だにまごついております。
誰かがマグチェンジのためカバーと叫べば、
近くにいるメンバーがカバーリングに入ります。 【★2段目左から2つ目の写真】
これがまた、とっさにカラダが動かない。つくづくトホホなのですが、
こうやって何度も繰り返して、この体に動きを染みこませていくしかないんですねぇ。
射撃の応用訓練にはいると、ツーマンセルやフォーマンセルの隊形で、
ムーヴオンシュートの練習を、やはり繰り返し行います。 【★2段目中央から右2点と3段目左の写真】
そしてラペリング訓練。
懇切丁寧な指導のもと、ワタクシもゆっくりとではありますが、ナントカ降りてます!
しかもフル装備が原則。降下の途中止まって、
メインウェポンまたはサイドアームでターゲットを撃つなんてこともやります。

ちなみに『GRANZ』では、万が一の事故に備え、頭部保護のため、
ヘルメットは2A程度の実物を使ってます。
その他ウエア、装備などで制式採用しているものとして、
TRU-SPECのTRU(ミッドナイトNAVY)上下.
ベストはポイトブランク社のMRV.
エルボー&ニーパッドは必着.
ただ、各隊員のフトコロ具合など、いろいろ事情もあるので、
順次購入していけば良いことになっています。
自分はイーグルのTAC-V1-Nを使ってますし、
最上段右の写真のM隊員は、
SWATのスピードⅢのベストに、BHIのカイデックス入りマグポーチを使用してます。

『GRANZ』では常時チームメイトを募集していますので、
興味のある方は

reloadm4@yahoo.co.jp

にお問い合わせ下さい。
自分の場合もそうだったんですが、現状持っている装備で、
お試し期間参加して、「覚悟」が決まったら順次揃えていけばいいと思います。

まだまだいっぱいレポしなくてはいけないんですが、
そろそろパワーがエンプティになってきました。
機会を改めてご紹介します。
ではでは。
次回は、先日6月15日に『ヴィレッジ1』で行われたナム戦の模様を
紹介したします。お楽しみに。
  


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DATE: 2008年06月19日 19:54

SEALs隊員のフラッシュライト

取材でSOEを訪問したおり、現役のSEALs隊員と遭遇しました。彼らは装備に非常な関心を持っており、SOEで自分好みのオーダーメイドしています。彼らに共通した装備コンセプトが、「腰より下には装備を付けない」でした。これは移動や遊泳の際非常に邪魔になるからとのこと。確かに太ももで固定するホルスターなどは屈んだ際邪魔になります。長距離移動や遊泳が多い彼らだからこそ、納得できるコンセプトです。
またSEALに限った事ではありませんが、鉄則と言われたのがハンドガン・ホルスターの位置は一度決めたら絶対に動かさない事。ハンドガンの使用はかなりの緊急事態。その際あるべき位置に銃がないと、それこそ生死に関わる問題だからです。素早く抜いて発砲する。無意識にその動作を滑らかに行うためには、装備が変わっても同じ位置にホルスターがあるべきと言う事です。
そして、フラッシュライト。SUREFIREのインストラクターの意見と同じように、彼らもフラッシュライトは二本携帯していますが、そのライトにちょっとしたカスタムが施されていました。
「こうするとすごく便利だぜ」
写真は、それを再現したもの。SUREFIREのG2にパラコードでキーホルダーのリングを留めたものです。左手の中指にリングを通して携帯し、ライフルを構える際は外側にぶら下げ、必要な際はクルリと回して手の中に...。確かに便利なアイデアです。もう実践されている方も多い!?
〜平田〜
  


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DATE: 2008年06月13日 14:58

GUNNER VOL9 ショットショー記事取材舞台裏

リポーターのSHINです。
GUNENR VOL9が昨日発売となり、「売れ行き好調」との報告を編集長である平田から受け、すこしホッとしているところです。
今回はGUNNER VOL9に含まれるコンテンツであるショットショー2008の取材舞台裏について少しお伝えしたいと思います。

GUNNERでは、2006年、2007年、そして今年2008年のショットショーを紹介してきました。ショットショーは米国にて毎年行われる世界最大の銃器・ハンティング関連展示会です。日本でいるモーターショーの銃器版と言えばわかりやすいかもしれません。
自分は今年で6回目となりますが、訪れるたび、その熱気と規模に気が遠くなる思いをします。会場の端に立つと、反対側の壁が点に見え、その間に無数に銃器メーカーのブースが並びます。そんな会場が3つほどあるといえば、その感じがわかってもらえるでしょうか?最初の2年ほどは、情報量の多さに脳がパンク状態。最後の方には疲れもあり、何を見ても無感動となってしまいました。
ここ数年でやっと、最終日(大体4日間10時間体制で取材しています)まで体力が持つようになりました。慣れでしょうか・・・ そして毎年「オー久しぶりー」みたいな感じで受け入れてくれるメーカー担当者達、昨年展示されていたアレはどうだった、今年はこんなだなど談笑します。重要なのはショーの後。毎晩必ずメーカーや関係者の誰かと夕飯を食べ、パーティーに顔を出します。そこではブースでは話されない内側の事情や噂、そして友情が芽生えます。

シュアファイア社デザイナー&エンジニアVPのポールキムのパーティー 新製品発表の後は誰が一番飲めるか焼酎ショット大会。自分は8杯行きました・・・


ピンボケだけど自分の恩師 ボブ・No Fucking Magic・ダンラップ 銃器業界の生き字引


元シール・元BW キルスコアの刺青入り Mookie

 
TAD GEAR のマイクと、右側はミリタリーモーロン/MM


右からオリジナルSOE・伝説の縫師ジョンウィルス/エアーソフトインターナショナル編集長ポール/タクティカルレスポンス・ジェームスイエーガー


スーパーバックパックを作るKIFARU。ホテルの一室で密かに内覧会を開く。ミリタリーモーロン/MMとキファルに囲まれて喜ぶブースカ。知り合いのシールズ隊員にバッタリ。ビールを片手に前回のツアーの様子を聞いてきた。


1993年ソマリア(ブラックホークダウン)で戦ったデルタの一人 ポールハウ


そしてオープニングのNGバージョン。「水どう」見てからやりたかった。編集長に却下されたけど。



そんなこんなで、4日間ぶっ通しで(途中抜け出して実射デモとか撮りに行きましたけど)動画を撮影・写真を撮影、そしてインタビュー。好きな事だけに手を抜けず、頑張るのですが「あれが撮れてなかった!!」「ここをもう少し突っ込んでインタビューするべきだった!!」とか取材結果を見て思ったりするのです… でも出来るだけ頑張って最新の銃器情報をわかりやすくお伝えしようと頑張りました。お楽しみください。  


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DATE: 2008年06月11日 05:44

ガナーレポーターSHINより

DVDマガジンGUNNERにて在米リポーターをしているSHINです。これから不定期ですが、このミリタリーブログの場をお借りしてガナーコンテンツの紹介と、その舞台裏についてご紹介していきたいと思います。

まずは6月11日発売なるガナーVOL9。今回は、2月にラスベガスで行われた「ショットショー2008」、ハンドガンの取り扱いをインストラクター・リックモレロ氏とステップバイステップで学ぶ「ファイアーアームズ&タクティクス・PART3」、そして日本が誇る銃器プロップワークショップ「ビックショット」を担当しました。

毎年恒例となったショットショー。今年はショットショー前日に各銃器メーカーが新製品を持ち寄り、メディア向けに行われた試写会ならぬ、試射会の模様を中心に動画メディアならではの、迫力の実射シーンをお送りします。

おかげ様で読者からの人気も高い「ファイアーアームズ&トレーニング」シリーズ。第3回の今回は、グリッピング、スタンス、レディーポジション。そして着弾の状態から自分の癖、そしてその矯正方を見出す方法を紹介します。本シリーズのインストラクターであるリックモレロ氏は、最も多くの卒業生を誇る、射撃トレーニングスクールである「フロントサイト」においてハンドガンインストラクターとして活躍し、毎年200人以上の生徒にハンドガンの取り扱いを教えています。その経験から生み出されたインストラクションは、必ず安全で正しく、そして実践的な拳銃操作が身に付くでしょう。

そして、ガナーでは珍しい日本国内ロケとなった「ビックショット」。多くの映画・テレビで銃器小道具や弾着を行っているプロップワークショップです。代表の納富氏とは以前より友人としてお付き合いさせていただいており、今回の撮影が可能となりました。映画用プロップとして完成された銃器小道具に詰め込まれた知恵とノウハウに驚いていただければと思います。

GUNNER VOL9 6月11日発売です。
http://www.gunnermagazine.jp/
  


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DATE: 2008年06月10日 23:00

Military DVD Magazine GUNNERです

 GUNNERの企画が動き出したのは三年前のいまごろでした。その数年前に「エアガン徹底攻略」が売れていたのにも関わらず諸般の事情から休刊となり、新たな出版社で新たなミリタリー誌を考えていたのですが、その企画を拾ってくれる出版社はありませんでした。
 雑誌というメディアの売れ行きに陰りがさしはじめ、流通との懇談でも採算レベルが望めなかったのです。ミリタリー誌をやりたい思いは強かったものの突破口はなかなか見つかりませんでした。

 サバゲーの帰り道で授けられた友人からのアドバイスがGUNNERの発端でした。
「DVDつけたら?」
 月間GUN誌さんもまだDVDを付けていなかった時です。
 いくつかの雑誌にDVDが添付され始めたころですが、不織布の袋が厚紙に糊付けされ、DVDが不出来なオマケだった頃です。

 雑誌ではなく、DVDを主軸にし、本誌は映画のパンフレットにするのはどうだろう。きちんとPケースで提供する。そこから今の装丁が考え出されました。社内で、厚紙を切り張りしサンプルの箱を起こしました。
 企画を拾ってくれたのは、かつてMGC93RとSS-9で戦った二十年来の戦友・山田編集局長が勤める大洋図書さんでした。企画を詰めディテールがはっきりし始めると、正直怖くなったのが本心です。こんな大胆な目論見が無事に本となってでるのかと不安でした。

 憧れでしかなかった取材先のコンタクトも滑らかに流れ始め、アームズマガジンさんのご協力も得て、いよいよ米本土への取材決戦へと向かったのです。
 そして実弾射撃の世界へ踏み込んだわけです。M4ライフルの横で初めて爆風を受けたとき、度肝を抜かれカメラを落としそうになりました。1号の映像にその様子はありありと残っています。まさに戦場のごとき現場で歯を食いしばり寄れるだけ寄って、銃の作動を発射炎をとってやろうとしました。
 袖の緩いジャケットだったので袖口に飛び込んだ熱い薬莢がひじを焼くのに耐え、エジェクションポートにカメラを寄せると、今度は顔面に薬きょうを浴びます。マズルにレンズを寄せればカメラが吹き飛ばされそうになります。メタルターゲットのそばでは跳弾が体を打ちます。レンズにこびりつく火薬の燃えカスをふき取りつつ、自分でも見たこともない映像を集めていったのです。

 おおかた撮り終えて灰のように燃え尽きていると、HKの人がニッコリ笑って差し出してくれたのがHK416でした。まだ知名度もないM4クローンです。「この銃すごいだろ」と言われても、実銃ってすごいな~としか、感想を漏らせない自分が恥ずかしくもありました。

 帰国後さっそく編集に入ったのですが、何度かテープによるラフ編集を手がけた経験はありましたが、本番でいきなりDTVの世界に突入したのです。
 MACにオマケでついてくるガレージバンドという音楽ソフトを、週末にはライブに立つ社員に押し付け、GUNNERの曲を作らせました。初めての作曲が、仕事となったのです。
 今までにないものを作ろうとした時、表紙は映画のポスター以外には考えられませんでした。しかもデザイナーは、切抜きという敢えて困難な手法を選びました。

 関わる者すべてが、持てる力以上のものを要求されました。重圧の中で彼らはすばらしい仕事をしてくれました。 エアガンを構えながら観ていただくGUNNERがこうしてロールアウトしていきました。
〜平田〜
  
タグ :GUNNER


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DATE: 2008年06月09日 23:16

はじめまして



みなさん、はじめまして。『GUNNER』の発行人やってますヤマダと申します。
今回がミリタリーブログ・デビューであります。
ブログを書くこと自体、はじめてで、少々緊張してます。
プロフィールにもあるように、自分はサバイバルゲームが大好きな単なるオッサンでして、
編集長の平田氏とは、二十数年来のサバゲー友達です。
彼と『GUNNER』をはじめるまでは、
月イチ程度のペースで平和にゲームを楽しんでおりました。
しかし、なぜか中年の心に火がついちゃって、
今は月2~4ペースで、あちこちのフィールドにお邪魔してます。

今回は、このところゲームに誘ったり誘われたりで親しくさせていただいている、
『P.M.C』と言うチームのゴリさんからお誘いを受け、
去る6月1日に、千葉県にあるサバイバルゲームフィールド『ヴィレッジ1』の
定例ゲームに行ってきた模様を報告します。
(ゲームレポとしては遅すぎですが、なにせはじめてのことで、
ブログにアップするまでいろいろ手間取ってしまいすみません。
次回からもっとスピードアップすべくがんばります)
当日は天気にも恵まれ、『ヴィレッジ1』の定例は大盛況。
120人近くのG・ソルジャーが集結しました。
僕たちは、『P.M.C』さんと、やはり彼らと仲のいい『A-nal』さんとで、
計13人での参加です。

冒頭の写真、右側が『P.M.C』のゴリさん、左側がブリィさんです。
この2人に限らず、『P.M.C』のメンバーや『A-nal』の面々は、
ゲームマナーがとても良く、また米軍特殊部隊系の装備できめていて、
その着こなしやら着くずし方を、自分的には要チェックしてます。
この日は、ゴリさんはParacleteのプレキャリに
SDSやTactical Taylorなどのポーチでセットアップ、
ブリィさんはTactical Taylorのプレキャリ&ポーチでまとめてました。



上の写真は、『A-nal』のA-02さん。
CIRASにLondon Bridgeなどの組み合わせがシブイなあ。



こちらは左がゴリさんで、右は『A-nal』のA-01さん。
A-01さんもCIRASですか。そういえば以前、A-01さんは、
センターのマグポーチふたつ、レンジャーグリーンにしてたことありましたよね。
アレ、格好良かったんで、自分もやろうと思って、
先日もパラベラムのあふりかさんに、あれこれ相談しちゃいました。



さて、こちらの写真は、すぐ近くにあるサバイバルゲームフィールド『SEALs』の吉良さん。
この日は来月のフィールド対抗戦「V1vsSEALs」に備え、
SEALsの参加チームと訓練かたがた参戦してました。
『SEALs』は、ボクも何度かお邪魔してますが、
『ヴィレッジ1』とは交流も多く、合同イベントなどで盛り上がってますね。
このふたつのフィールドに限らず、
千葉県のこの界隈は、まさにサバゲー・フィールド銀座。
いいフィールドがいっぱいあります。
『BBジャングル』や『ユニオン』などもよく利用しますが、
僕自身、まだいったことがないフィールドがいくつもあり、
それぞれに個性があり、ゲーマーにとってはありがたい環境です。

最後の写真は、ワタクシ、ヤマダでございます。
現在、複数のチームに籍をおかせてもらってますが、
月イチのペースで、『ヴィレッジ1』でゲームを主催したりもしてます。
よろしかったらぜひ遊びに来てください。
また、フィールドでお逢いするような機会がありましたら、気軽に声掛けてください。
できれば写真も撮らせていただけるとうれしいです。
あと、ゲームでワタシを撃つときは、Kill me softlyでお願いいたします。
ではでは、また。  


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