DATE: 2008年06月10日 23:00
Military DVD Magazine GUNNERです
GUNNERの企画が動き出したのは三年前のいまごろでした。その数年前に「エアガン徹底攻略」が売れていたのにも関わらず諸般の事情から休刊となり、新たな出版社で新たなミリタリー誌を考えていたのですが、その企画を拾ってくれる出版社はありませんでした。
雑誌というメディアの売れ行きに陰りがさしはじめ、流通との懇談でも採算レベルが望めなかったのです。ミリタリー誌をやりたい思いは強かったものの突破口はなかなか見つかりませんでした。
サバゲーの帰り道で授けられた友人からのアドバイスがGUNNERの発端でした。
「DVDつけたら?」
月間GUN誌さんもまだDVDを付けていなかった時です。
いくつかの雑誌にDVDが添付され始めたころですが、不織布の袋が厚紙に糊付けされ、DVDが不出来なオマケだった頃です。
雑誌ではなく、DVDを主軸にし、本誌は映画のパンフレットにするのはどうだろう。きちんとPケースで提供する。そこから今の装丁が考え出されました。社内で、厚紙を切り張りしサンプルの箱を起こしました。
企画を拾ってくれたのは、かつてMGC93RとSS-9で戦った二十年来の戦友・山田編集局長が勤める大洋図書さんでした。企画を詰めディテールがはっきりし始めると、正直怖くなったのが本心です。こんな大胆な目論見が無事に本となってでるのかと不安でした。
憧れでしかなかった取材先のコンタクトも滑らかに流れ始め、アームズマガジンさんのご協力も得て、いよいよ米本土への取材決戦へと向かったのです。
そして実弾射撃の世界へ踏み込んだわけです。M4ライフルの横で初めて爆風を受けたとき、度肝を抜かれカメラを落としそうになりました。1号の映像にその様子はありありと残っています。まさに戦場のごとき現場で歯を食いしばり寄れるだけ寄って、銃の作動を発射炎をとってやろうとしました。
袖の緩いジャケットだったので袖口に飛び込んだ熱い薬莢がひじを焼くのに耐え、エジェクションポートにカメラを寄せると、今度は顔面に薬きょうを浴びます。マズルにレンズを寄せればカメラが吹き飛ばされそうになります。メタルターゲットのそばでは跳弾が体を打ちます。レンズにこびりつく火薬の燃えカスをふき取りつつ、自分でも見たこともない映像を集めていったのです。
おおかた撮り終えて灰のように燃え尽きていると、HKの人がニッコリ笑って差し出してくれたのがHK416でした。まだ知名度もないM4クローンです。「この銃すごいだろ」と言われても、実銃ってすごいな~としか、感想を漏らせない自分が恥ずかしくもありました。
帰国後さっそく編集に入ったのですが、何度かテープによるラフ編集を手がけた経験はありましたが、本番でいきなりDTVの世界に突入したのです。
MACにオマケでついてくるガレージバンドという音楽ソフトを、週末にはライブに立つ社員に押し付け、GUNNERの曲を作らせました。初めての作曲が、仕事となったのです。
今までにないものを作ろうとした時、表紙は映画のポスター以外には考えられませんでした。しかもデザイナーは、切抜きという敢えて困難な手法を選びました。
関わる者すべてが、持てる力以上のものを要求されました。重圧の中で彼らはすばらしい仕事をしてくれました。 エアガンを構えながら観ていただくGUNNERがこうしてロールアウトしていきました。
〜平田〜
雑誌というメディアの売れ行きに陰りがさしはじめ、流通との懇談でも採算レベルが望めなかったのです。ミリタリー誌をやりたい思いは強かったものの突破口はなかなか見つかりませんでした。
サバゲーの帰り道で授けられた友人からのアドバイスがGUNNERの発端でした。
「DVDつけたら?」
月間GUN誌さんもまだDVDを付けていなかった時です。
いくつかの雑誌にDVDが添付され始めたころですが、不織布の袋が厚紙に糊付けされ、DVDが不出来なオマケだった頃です。
雑誌ではなく、DVDを主軸にし、本誌は映画のパンフレットにするのはどうだろう。きちんとPケースで提供する。そこから今の装丁が考え出されました。社内で、厚紙を切り張りしサンプルの箱を起こしました。
企画を拾ってくれたのは、かつてMGC93RとSS-9で戦った二十年来の戦友・山田編集局長が勤める大洋図書さんでした。企画を詰めディテールがはっきりし始めると、正直怖くなったのが本心です。こんな大胆な目論見が無事に本となってでるのかと不安でした。
憧れでしかなかった取材先のコンタクトも滑らかに流れ始め、アームズマガジンさんのご協力も得て、いよいよ米本土への取材決戦へと向かったのです。
そして実弾射撃の世界へ踏み込んだわけです。M4ライフルの横で初めて爆風を受けたとき、度肝を抜かれカメラを落としそうになりました。1号の映像にその様子はありありと残っています。まさに戦場のごとき現場で歯を食いしばり寄れるだけ寄って、銃の作動を発射炎をとってやろうとしました。
袖の緩いジャケットだったので袖口に飛び込んだ熱い薬莢がひじを焼くのに耐え、エジェクションポートにカメラを寄せると、今度は顔面に薬きょうを浴びます。マズルにレンズを寄せればカメラが吹き飛ばされそうになります。メタルターゲットのそばでは跳弾が体を打ちます。レンズにこびりつく火薬の燃えカスをふき取りつつ、自分でも見たこともない映像を集めていったのです。
おおかた撮り終えて灰のように燃え尽きていると、HKの人がニッコリ笑って差し出してくれたのがHK416でした。まだ知名度もないM4クローンです。「この銃すごいだろ」と言われても、実銃ってすごいな~としか、感想を漏らせない自分が恥ずかしくもありました。
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〜平田〜

タグ :GUNNER
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今後もがんばってください。
またフィールドでお待ちしています。
煙草の煙でなく、銃の硝煙をかぎにグアム(画像は本土ですよね?)に行きたくなっちゃいました・・・。
〜平田〜